NO.125 ~ 2015・07  ~ 前のページ   次のページ  index  top
 ジメジメした梅雨のこの時期は気分も滅入りがち。お洗濯も思うように出来ず困ってしまいますね。 そんな中、近所にある小学校内の樹木からセミの鳴き声が聞こえているとのこと。もうすぐ暑い夏の到来です!










   無駄な抗生剤・抗アレルギー剤をのんでませんか?    

                (小児科医・田村)






 4月から保育所へ行き始めて
熱を出し→ 抗生剤を出され→  咳・鼻汁が出て→ 喘息の薬をのまされ→ 中耳炎になり → 抗生剤をのみ→ また熱を出し→ 保育園から呼び出しを受け→ 小児科や耳鼻科通いが止まらない、

そんな”たれもつっているお子さん”が沢山います。

6月25日の保護者講座ではなぜそんな悪循環に陥るのか、抜け出す方法は?、漢方薬をのんで免疫力を上げる、 中耳炎は鼓膜切開しても早く治らない・鼓膜チューブは(特殊な場合以外)絶対入れない、などの説明をしました。

しかし医者も原則は患者さんの希望に添う治療をしています。
鼓膜切開はしたくない・チューブは入れたくないと言いましょう。

抗生剤はどうしてものまなければならないのか?
喘息の薬が出ているのはなぜか?
咳をしているが肺の音は悪いのか?
   などを医者・調剤薬局薬剤師に聞いてみましょう。

納得がいかなければ当院に御相談下さい。
本当にその薬が必要なのか、診察して一緒に考えてみます。
良い医者は薬が少ないはずですから。





★七夕の行事食★:そうめん        <栄養士 山崎>

《由来》
ルーツは、中国から伝来した「策餅(さくべい)」策には縄をなうという意味があり、日本には奈良時代に伝えられました。

「7月7日に死んだ帝の子が霊鬼神となって(マラリア性の)熱病を流行らせた。そこでその子の好物だった策餅を備えて祀るようになったことから、 7月7日に策餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という中国の故事より、麦の収穫期に麦餅を作る風習とともに宮中行事に取り入れられ、 一般にも広がり、策餅がそうめんへと変化し、七夕に行事食として日本にも根付いていきました。
他にも…着物織りが上手になりますように!!・天の川に見立てている・栄養が豊富なそうめんを食べて夏に向けて体力をつける・小麦粉の収穫を神様に報告する…など 様々な言い伝えがあります。

※元々七夕は乞巧奠(きこうでん)というお祭り
※色つきそうめんの秘密…陰陽五行説の五色に由来する厄除けの意味が込められている
★夏野菜のオクラを輪切りにすると切り口が星形、人参や胡瓜も星形にして散りばめて!!


作って!cooking!! ~中華そうめん~

材料(1人分)

●ゆでたそうめん 10㌘
●鶏ひき肉 小さじ2
●チンゲン菜・ニンジン 各小さじ1

①みじん切りにした、ニンジン、チンゲン菜各小さじ1を用意します。
②フライパンで鶏ひき肉小さじ2を炒め、①とスープ大さじ3を加えて柔らかく煮、塩少々で調味し、 かたくり粉小さじ1/5を水小さじ1/3で溶いたものを加えてとろみをつけ、ごま油を振り入れます。
③ゆでて細かく刻んだそうめん10㌘を器に盛り、②をかけます。
《組み合わせメニュー例》豆腐入りスープ・つぶしメロン

                ・・・その他、離乳食レシピはこちら  →   離乳食レシピ







~どうだった?保護者講座~

6/18(木) ”南海大地震で死なないために”


講師 池原さん(地質学者・スイミ-子育てサークル代表)
南海大地震は必ずやってきます!その確率は交通事故より高いとか!分かってはいても・・・
普段から備えておく必要を感じてはいても・・・
そういう方々に必見の保護者講座「南海大地震で死なないために」について(6月18日開催)記載します。

講師は、地質学者でスイミ-子育てサークル代表の池原さんです。
まず基礎知識としての地震や津波のメカニズムについて、日本における過去の災害データや、将来予想される災害の規模の話。 新しい情報として災害に役立つスマホ、アプリについてなど、分かりやすく豊富な知識・情報を提供していただきました。

講座を聞き終わって、帰ったらすぐに出来る事がありました。簡単なことでは、 メガネを枕元に置いて眠る方、必ずケースに入れる習慣を! (停電の暗闇の中、メガネを探す事を考えてみてください。ケースに入っていれば見つけやすいし、足で踏んでも大丈夫ですね。)
もちろん上下水道は止まります。水の備蓄が大切な事は当然。塩とセットで用意しましょう。 飲み水だけでなくトイレは?流せないならストックしてある新聞紙にくるんでゴミとして処理できます。
近年防災倉庫が設置された地域もあるのですが、その中に何がどれだけ入っているのかを知っている人は少ないのでは? 各自で準備する方が得策。

今回参加できなかった方は、次回これらの良いアドバイスを直接聞いて、災害対策を始めましょう。   (臨床検査技師 山﨑)


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*田村こどもクリニック*
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