left NO.1522021・03 前のページ   次のページ  index  top

 日中の陽ざしがポカポカ心地よいこの頃。道端にはつくしやタンポポも見かけられるようになり、 しっかりと春の準備ができています。気分も何となくウキウキしてきます!寒かった冬も終わりですね・・・今年は桜の開花も早くなりそうですね。




漢方ってなに?~教えて先生~ 田村院長   


 “子供が熱を出したので病院に行ったが、薬は熱さましだけでがっかりした”って経験はありませんか?実は今の西洋医学では、これは最も良心的な医療なのです。 以前は(今でも一部)抗生剤を処方されていましたが、子供の発熱の大部分はウイルスによるものですから、細菌にしか効かない抗生剤は効果が無いだけでなく、 腸内で免疫を守っている善玉菌を破壊するので、むしろ有害になります。 こんな時、漢方薬は免疫を上げるのでウイルスでも有効に働きます。
 漢方薬は元は中国ですが、日本に入ってきて日本人に合うように改良されてきました。 その為、中国漢方とちょっと違った日本漢方となっています。 中国では医師は漢方医=中医、西洋医学医=西医、両方できる医師は中西医の資格になっていますが、日本では医師(=西洋医)の資格があれば、勉強して漢方薬も使うことができます。
 “西洋医学は病気を治し、漢方医学は病人を治す”とよく言われます。別の言い方をすれば”西洋医学は病気の原因を治し、漢方医学は症状を治す”となります。 原因が治せない病気はいっぱいありますが、症状だけを押さえても原因を治療しないと病気は治りません。 西洋医学・漢方治療、両方を取り入れて”病気と病人”を健康にしていけたらと思います。







スギ・ヒノキ科の花粉の飛散がすごいです‼花粉警報発令中



アレルギー性鼻炎
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが長く続きます。鼻もかゆくなるのでしきりに鼻をこすったりします。
アレルギー性結膜炎
眼がかゆい、痛がゆい、涙目、目ヤニ、目の充血などが続きます。目をこするのでまぶたが赤く腫れることがあります!
<治療>
症状によって、鼻水・鼻詰まりをおさえる漢方薬、また点眼薬・点鼻薬を処方します。花粉症症状でお困りの方は、お気軽にご相談下さい!



お子さんは鼻かみの練習を 自宅でできることは?

★花粉を家の中に持ち込まない!
換気の際は、レースのカーテンを引いておくだけで、室内への侵入を大幅に防ぐことができる!
★こまめに掃除する!
★鼻詰まりがひどく眠れない!・・・
枕元に“玉ねぎのスライス”を置くとよい! (鼻腔内の通りがよくなる)
★鼻を温める!温かい蒸気を鼻から吸う、
熱いおしぼりを鼻にあてる(ミストサウナ状態にする)
★花粉が多いときは布団干しを控える
(洗濯物を取り込む時には、よく払って)









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