NO.61
 2004・07.23
   

当院2階に20~30人集まれる部屋「イベントルーム」があります。
ここでは正規の診察以外に、母乳教室・お誕生日会・離乳食ランチの会・喘息教室など
育児支援になる催し物を企画しています。
お誘 い合わせて気軽に御参加下さい。

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母乳教室 (毎月第1か第2土曜日) 月1回    担当 田村(小児科医)田村(助産師)
  母乳で育てたいのに思うように母乳が出ない方、また今度こそは母乳で育てたいと思っているお母様方を対象に毎月1回小児科医と助産師が一緒に開いています。
 母乳育児成功のための10か条の説明の後、母乳が赤ちゃんにとって良い点、お母さんにとって良い点を話し、母乳を出すために止めないためにどうすればよいか、さらに人工ミルクを足す時母乳をあきらめる時はどんな場合か、最後に母乳が出るのになぜ人工ミルクを足してしまったか、など1時間位かけて指導しています。また、赤ちゃんの抱き方、乳首の含ませ方、母乳マッサージなど個々のお母様方にあった指導をしています。

お誕生会 (毎月最終月曜か木曜日)月1回   担当 勝田(演奏者)岩崎(看護師)田村(助産師)
 一年間子育てに頑張ったお母さんやご家族の方に何か喜びを・・・そんな願いの中から毎月1回のお誕生日会が始まりました。プロの勝田佳代さんの生演奏と歌を聴きながらお子さんとともに、手遊びしたりリズムを取ったりと楽しいひとときを過ごしています。リクエスト曲等も用意してきたらもっとぜいたくなお誕生日会となると思います。エンディングにはささやなかプレゼントと集まってくれた方とのメール交換などもして、お友達もたくさん出来ます。お誕生日月でなくても遠慮せず毎月でもお誘い合わせのうえ是非是非おい出て下さい。一同お待ちしています。

2004年おっぱいファミリーコンサート

7/11(日)南国市保健福祉センターにて  ミュージックセラピー "おっぱいファミリーコンサート" →
勝田佳代さんのピアノ演奏・歌・おしゃべりの楽しいひとときのコンサートでした。大盛況でした!!
喘息教室 (毎年夏休み期間の月曜か木曜日)年2回    担当 田村(小児科医) 山崎(検査技師)
 小児科での喘息治療の基本的な考え方は、体質はまだ変わることを期待し、小児期までで喘息を治し大人まで持ち越さない努力をします。その為には、本人と家族の方の協力が必要で、発作を起こさせないよう環境を整え、自分の喘息の様子を知り、発作の程度や薬の服用を正しく記録し、発作が起きた時、自分ですぐコントロールできるようにトレーニングしていく事が大切です。数分間の診察だけでは十分な理解が難しいと思われますので、家にある吸入器の点検や、肺機能検査等を行い吸入がきちんとできているか、喘息手帳の記入の仕方や、薬の服用の仕方が正しく理解できているかなどの再確認のため、毎年、年2回喘息教室を開いています。"喘息"と言われて"え~喘息?!"と思った方はぜひお聞き下さい。

離乳食ランチの会 (毎月第4金曜日)月1回         担当 山崎(栄養士) 田村(助産師)
 離乳中期(7ヶ月)以降のお子さんを対象に、各ご家庭より手作り離乳食を持ち寄ってのお食事会です。健診等で来院された時などに聞けなかった離乳食に関する相談(量は?固さは?栄養バランスは?・・・)や、上手なすすめ方・食べさせ方、また病気(下痢・嘔吐・便秘等)の時の離乳食について栄養士・助産師の指導も行っています。また、簡単!おいしい!我が家の自慢のオリジナル離乳食の紹介等、離乳食を通して育児友達を作る、交流の場としても活用していいただきたいです。

保護者講座

第1回 【救急のかかり方】 6月28日           担当 田村(小児科医)
 どんな時に救急にかかるか、高知の小児救急システムはどなっているのか、を説明しました。どんな医者が当直をしているのか、小児科医はどんな労働条件で当直をしているのか、医者が当直をしていてもっとも嫌な時間帯は?など、医療システム・医者の本音を説明しました。 
17家族参加でした。

第2回 【赤ちゃんの抱き方・運動の仕方・寝かし方】 7月15日     担当 田村(助産師)田村(小児科医)
  赤ちゃんの生活の基本は、遊び・おっぱい・食事・ねんね・うんち・おしっこです。これらがうまくいかないと泣いてばかりで寝てくれないなどその他の赤ちゃんの変調が現れてきます。このリズムがスムーズに作れるように援助しました。さて、あなたは片手で抱っこできますか?お風呂で頭は顔を上手く洗えていますか?腹ばいは上手にしてあげたら赤ちゃんは嫌がらないのですよ。     
24家族参加でした。

第3回 【いろいろなお産】 8月2日       担当 竹内(助産師)田村(助産師)
 竹内さんは高知市でアニタ助産院を開業している助産師さんです。今は、病院でお産をする方が圧倒的に多いのですが、つい50~60年前まではお産は助産院("ちちもみ"と言っていました)でするか、自宅に助産師さん("産婆・さんばさん"と言っていました)を呼んできて産むかがほとんどでした。
 助産所のお産はどんなにするのか、病院に比べて良いところは?危なくなったらどうする?などなど、"楽しいお産"を目標に活躍されている竹内さんのお話はお産以外でもきっと役に立つはずです。お産がすんだ方もどうぞおいで下さい。

第4回 【山での子育て】 8月16日       担当 玄番(徳島・木頭村)田村(小児科医)
 玄番(げんば)さんは大阪で高校の理科の先生、奥さんは英語の先生をしていました。都会での生活に疑問を感じ、高知の四万十周辺とか日本のいろんな所を見て回り、徳島県木頭村が一番いいと判断して、一家で木頭村で生活を始めました。いわゆるアイターンです。日本で初めて、国が計画したダムを中止させた村として木頭村は有名ですが、村での生活は現在私たちが失いつつあり、子供達はほとんど失っているのではないかと思われる、自然と共存する生活です。
 ストレスの多い、先の見えない生活を感じている中高生、その息子・娘にイライラしている御両親、自分は田舎で子供時代を過ごした"私の世代"のじいさん・ばあさんもぜひ田舎暮らしを聞いてみましょう。日常の胸のつかえが少し軽くなるはずです。

第5回 【むし歯のない、健康できれいな歯を育てていただくために】 9月9日      担当 味元(歯科医)田村(小児科医)
 味元先生は院長と同じ佐川出身で、南国市で開業している歯医者さんです。虫歯はまず予防が大切ですが、生え始めた乳歯はどうやって虫歯にならないようにすればいいのか、できてしまった虫歯を増やさないようにする方法とは、永久歯にまで虫歯をつくらないためにはどうするの、などに答えていただきます。歯並びの矯正は?おしゃぶりは歯や顎の形成になぜ悪いのか、母乳育児だと虫歯が多いというのは本当?などの疑問も解決するはずです。

計 画 中   こんな講座をしてほしい、などリクエストがあれば気軽に御相談下さい!
 保護者講座第 6回、"予防接種・・何が大事か?"(9月27日)担当 田村(小児科医)川村(看護師)
 保護者講座第 7回、"幼稚園では何をしていますか?"    担当 幼稚園園長 田村(小児科医)川村(看)
 保護者講座第 8回、"南国市消防署見学・救急処置"     担当 山崎(検査技師)岩崎(看護師)
 保護者講座第 9回、"子供の体育・運動"(12月予定)    担当 清原(高知女子大)田村(小児科医)
 保護者講座第10回、"湿疹・アトピー・膿痂疹"         担当 田村(小児科医)山崎(検査技師)
 保護者講座第11回、"保育園では何をしていますか?    担当 保育園園長 田村(小児科医)川村(看)
 保護者講座第12回、"ハーブを楽しむ・母乳に良いハーブは?"(05年1月予定) 担当 瀬尾(喫茶ラベンダー・高知市) 田村(小児科医)・川村(看)


      

*田村こどもクリニック*
http://www.inforyoma.or.jp/tamkocli/