第1回「高知母乳の会」設立総会

設立記念講演会開催


 昨年、11月16日(土)、呼びかけ人のみなさまの尽力により、第1回「高知母乳の会」設立総会と記念講演会が国立高知病院で開催されました。15時より開始された設立総会では、呼びかけ人代表くぼかわ病院産婦人科医福永寿則氏より、設立の趣旨が説明され、会則と会長の承認、運営委員などが決定されました。その後、母親代表の石田佳織氏、助産師の竹内喜美恵氏、小児科医の澤田敬氏の3名がそれぞれの立場から、母乳に対する思いをお話くださいました。母乳に対して、立場は異なってもそれぞれの方が母乳にこだわり、母乳の重要性を語られました。途中、看板が落ちてしまったり、母親代表の石田氏のあいさつ中に、母乳で育ったお子さんが壇上にあがってきたりというハプニングもありましたが、和気あいあいとした雰囲気の中での総会開催でした。
 その後、16時からは、国立病院岡山医療センターの山内芳忠先生をお迎えして「母乳育児―母子から家族、そして社会へのメッセージ」と題して、記念講演会を開催いたしました。先生は母乳を成功させるために、出産直後の母子との接触が十分にできるための環境を作っていき、 “母子の響あい”を促すことを強調されていました。
 100枚以上にわたるスライドを活用されて、母乳を推進するためのこれからの方向性について貴重な示唆を頂きました。さらに、100名という多くの参加者の方から、帝王切開時での母乳の推進方法など、活発な質問も出て、有意義な時間を過ごすことができました。左写真 第1回「高知母乳の会」設立総会右写真山内芳忠先生の講演の様子出席は100名という、たくさんの方々にご参加いただきました。


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