● わたしたちのいーぶん ●●●
母乳育児について
中土佐町 山川さんより手記をいただきました。
私には三人の子供がいますが、長女(5歳)、長男(3歳)を母乳で、次女は1歳になりましたが母乳育児真っ最中です。 一人目を妊娠した時は、母乳育児や母子同室の大切さについて全く勉強不足で「できれば母乳で育てられたらいいかな」と思う位で、母子同室についても「一緒に居れるのは嬉しいけど、出産後すぐから同室で赤ちゃんの世話ができるのだろうか」と不安がありました。
ですが出産して分娩室で初めておっぱいを飲ませた時、産まれたばかりの赤ちゃんが一生懸命おっぱいを飲む姿を見て感動し、たくましさみたいなものも感じました。そして母子同室についても、いざ24時間一緒だと、安心するし、泣けばすぐに抱っこしておっぱいを飲ませてあげられるし、赤ちゃんの様子を見ていられるので不安に思う事や解らない事など先生や看護師さん達に聞けたので、退院後とまどう事が少なく、同室で良かったと実感しました。
ですが母乳だけだと、おっぱいを飲ませて寝かしつけようとしてもすぐに泣き出したり、寝ても30分や1時間で起きてしまうと、まわりから「おっぱいが足りていないんじゃない? ミルク足したら」とか、「抱き癖がついた」など言われ、ストレスを感じました。母乳育児をしている人に話を聞いてみても同じ事を言われた事があるとの事で、「母乳だとやはり言われるものなのかな」と思いましたが、「ミルク足したら」などという言葉を簡単に言わないでもらいたいなとつくづく思いました。
それと母乳育児をされている方は、いつおっぱいを止めるかという点でも悩まれると思いますが、私も長女が1歳を過ぎた頃からもうそろそろ止めないといけないかなと思ったりしていましたが、子供にとっては寝る前の楽しみのようだったので、まだいいかと思い飲ませていたのですが、又まわりから「まだおっぱい飲んでいるの? もうそろそろ断乳したら」とか「早く止めないと自立できないよ」など、心配して言ってくれているとは解かっても、言われる度に嫌な思いをしました。
そんな時、お世話になった看護師さんにお会いする機会があり相談すると、「無理に止めなくていいから、自分から飲まなくなるまで飲ませてあげて」と断乳ではなく卒乳でいいからとアドバイスを頂き安心しました。それからは、まわりから言われても気にすることはなく飲ませていたのですが、長男を妊娠した時はさすがに止めないといけないかなと思い先生に相談すると、「無理に止めなくてもいいよ」との事だったので、私の場合は妊娠中にトラブルもなかったので、結局長女は長男を出産する6時間程前までおっぱいを飲んでいましたし、又長男も次女を出産する日まで飲んでいました。ですから私は6年近く、
1日も休まず授乳している事になりますが、次女もまだまだ嬉しそうな顔をして飲んでいるので、もうしばらく続きそうです。この話をすると友人はすごいねとびっくりし、驚かれましたが、自分自身もまさかという感じです。でも、母乳だけだと長時間誰かに預かってもらうという事がなかなかできず、どうしても預かってもらわなくてはならなくなった時など、出かけるギリギリ前までおっぱいを飲ませていても、帰ってくると泣き疲れて寝てしまっていたり、
声がかすれる程泣いていたりして、おっぱいを与えると一生懸命飲む姿を見てかわいそうになり、
ミルクだったら預かってもらいやすいだろうなと思いましたが、何とか頑張ってこれました。その頃が、母乳育児の中で一番大変で、
困った事でもありました。
母乳育児について勉強不足だった私が、深く理解したのは長男を妊娠した時
でしたが、それからは自信を持って母乳育児をしてこれたので、これから
お母さんになる人や、まわりの人達にも、もっと母乳の良さ、大切さを知って
もらい、一人でも多くの人が母乳育児できるようになればいいなと思います。 |