● 講演会に参加された方から感想を多数頂きました。紹介させて頂きます。●●●![]() 母乳・子育て〜私の場合 こうち男女共同参画センター「ソーレ」 古谷 8人の兄姉の末っ子であった私は「おばさん、負わいて!」と近所の子どもをよくおんぶさせてもらった。そこで記憶する光景は、自分が噛み砕いた物を離乳期の子どもの口に入れる母親の姿。やがて姉達の子育てが始まると今度は妹・弟が出来たような気持ちになる。そんな子育ての循環があったからか、自分の子育ては神経質にならずに始められたように思う。おっぱいを含ます時は、きれいなタオルでパッパと拭けばよろしい、乳離れは自然に来るだろうと飲まし続けていた。ところが近所の井戸端会議で「1年4ヵ月にもなって!」と言われて一週間後に止めることにした。その間「お兄ちゃんになったき、〇〇からやめろうねえ。」と繰り返していたら、芥子を塗ることもなくピタリと止まった。この子にとって丁度の時期がきていたかもしれない。が、1才の子でも言い聞かせばわかるんだと感激したことであった。 少子化と共に、育児の環境や手本、情報交換の場が益々遠いものになって行く! 石川 吉村先生のお話の中で、印象に残った言葉が二つあります。一つは「自分が輝くのは自分で。子供ではない」という事です。疲れていてはいい子育ては出来ない、ということだそうです。私事ですが、夏〜晩秋にかけて、おっぱいのトラブルがかなりありました。詰まったり、炎症を起こしたり、熱を出したり・・・。ちょっと疲れがたまっていたようです。疲れていたら、おっぱいのトラブルにもなるのだなぁと思いました。 もう一つは、親と子から、個人対個人になるのは難しいということです。子供は子供自身であって、親の所有物ではないということ・・。頭では分かっているつもりでも、自分の行動を振り返ってみると・・・。難しいです。 石田 吉村さんの講演には、お産や育児時期、嵐にみまわれるように身体と心の大変化を迎え、大きな負担も抱える女性への、応援メッセージがたくさん込められているようでした。おっしゃっていた「あなた(母親)の希望」「あなたの人生を」「休息が大事」「心身の環境を整える」が、悩みを持ちつつやっていく出発点な気がします。理想や、こんなはずという思いこみや、誰かや何かのせいにしてしまう毎日や、自分を責める気持ちをひきずってたりの日々から少し解放されるために、休息。柔軟な頭と心で、色々な人がいること、色々なやり方があることを知ることが出来て、自分なりのやりかたってどんなだろう、と話し合える人(出来たらアドバイザー)がいたらなと思います。「私らしさ」を大切に、「私」も「子供」もどちらかのオマケにならず、お互い思い切り生きていけるよう、どう変わるか、どう変わらずいるか、を考えていけたらと思いました。おっぱいをめぐる悩みにしても然り、かも。 |