● リレー投稿第5弾:〜楽しいって わくわくするって〜●
長尾(徳島県) 人は産まれてくる時、ものすごい愛情に包まれ、そして信頼に溢れてこの世界にやってくる。全てが揃っていた母親の胎内から、産まれ出た途端に肺を使って一生懸命呼吸する。さあ、冒険の始まりだ。新しい世界へようこそ。輝ける未知の世界へ。何もかもが新鮮で、希望に満ち満ちていることだろう。 だけど、大人になるに従い、そんなこどもの時の感覚が薄れていくのは何故だろう。不安や恐怖や怒り、憎しみ苛立ちなどなど、マイナスイメージに支配されている大人のなんと多いこと。(私もその一人だ。) そんな大人を見て育つこどもたちは、徐々に大人のマイナスイメージが伝染していく。それまで100%を占めていた、愛に包まれ、わくわく、どきどき、幸せな気持ちが小さくなっていく。なんて寂しい。 もうすぐ5歳になる娘を見ていて時々感じる。なにもかもが私よりも数倍も数十倍も優れていると。こどもってテレパシーがあるのねってくらい、親の気持ちはよく分かるみたい。子育てっていうけれど、私にできることはそばに居てじっと見守る事ぐらい。わくわく、どきどき、愛情のカタマリの彼女をありのままで。できるだけ私が持っているマイナスイメージを彼女へ伝えないよう配慮して。 そして願わくば、私も昔感じていた感覚を取り戻して、一緒にわくわくして生きて行きたい。産まれたての赤ちゃんのように心をまっさらにして、世界を見る事ができれば、なんて素敵だろう!きっときらきら輝いて、自然に笑顔になってしまう。何の不安も無く、全てが満ち足りて、この世には愛しかない。そう心から思えたなら、何だって出来るような気がする。 こどもを授かり、ともに生きて行くことが出来る歓びと感謝。日々の暮らしを楽しんで、わくわくどきどき生きること。こどもたちが気付かせてくれた大切なメッセージ。 ![]() ●編集局より● 長尾さんは、7月の定例会にはるばる徳島県から初参加して下さりました。現在第2子を妊娠中。私も初めてお会いしたのですが、何ともいえない温かい雰囲気のステキなママでした。投稿、ありがとうございました!! 長尾さんの投稿のように、大人が楽しくわくわく生きている姿をしっかり見せてあげることが、何より子どもたちにも生きる楽しさを伝えられるような気がします。 妊娠・出産・母乳育児の中でも、こんな風に心と身体で感じることって大事ですよね。頭でっかちに考えすぎるより、わが子を愛しいと思うその気持ちを大切に、「わくわく・どきどき」しながら、子どもとともに日々の暮らしを楽しんでいきたいものです。 |