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こうちぼにゅうのかい 高知母乳の会 |
第36号 発行日 2011.08.31.
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発 行:高知母乳の会 会 長:福永 事務局:田村こどもクリニック |
〒783-0006 高知県南国市篠原1459-1 TEL088-863-0723 |
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●●第42回定例会・離乳食教室●● 栄養士の山崎さんから、田村こどもクリニックにて月に一度開催している離乳食教室についての報告がありました。 ![]() 田村こどもクリニックでは、開院当初より「母乳教室」をはじめとし、各種保護者講座をおこなっています。その中のひとつに「離乳食教室」があり、2008年4月から毎月1回栄養士と助産師でおこなっています。健診の際にも個別に離乳食の話はしていますが、すすめ方や必要性について正しい知識を得てもらうことを目的としてはじめました。 離乳食の目的として、栄養の補充はもちろんのこと、「かむ」こと、味覚の形成などがあります。「かむ」ことは、言葉の発達・脳の発達にもつながります。母乳の児は、生まれた時から「かむ」ことをしていますが、それを上手に食事につなげていくことの大切さ、また人工ミルクの児は「かむ」ことが未熟なため、まず「かむ」ことから教えてあげることの必要があります。つまり、栄養方法の違いによりスタートラインが違う点や、月齢にこだわらず、児が食べ物を欲しがるようになったり、体重などの発育状態も参考にしてスタートさせることが必要であること。また、食器やスプーンのアドバイスや最近使用頻度が増えつつあるベビーフードの試食や、薄味にこだわった「だし」の試飲もしてもらっています。ベビーフードの試食では「離乳食は薄味で」とあるがしっかり味がついている点や、ひとつひとつの食材の形があり「形態」が参考になったという声が聞かれます。 |
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