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NO.1592022・5 |
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![]() 子どもさんも疲れが出てくる頃ですので、良い睡眠を心がけ、ごちそうを食べた胃腸をお休みさせることも必要です。 ![]() ![]() 春になるとどの学校、保育園でも行われる健康診断ですが、 その中で尿検査は子どもの腎疾患および糖尿病の早期発見・早期治療につなげることを目的として行われ、主な検査項目は尿蛋白・尿潜血・尿糖です。 腎臓の機能は働きが悪くなっても症状に現れにくく、自覚症状が現れる頃には通常の腎機能の半分程に低下していることもあります。 特に小さいお子さんがいるご家庭では、朝の忙しい時間の採尿は少し負担になるかと思いますが、朝一番の尿が推奨されるのにも理由があります。 尿蛋白は立った状態での活動後や運動、発熱、脱水によって陽性になることがあります。 尿潜血は尿に血液が混ざることを言いますが、これも運動などによって陽性になったり、逆に野菜や果物・清涼飲料水に含まれるビタミンCを摂取することにより 陰性化することもあります。 そのため、安静で横になった状態かつ食べた物の影響も少ない早朝の尿が検尿に適しているとされます。(寝る前に排尿を済ませておくことも大切です!) 腎臓の病気では、1回の検査で異常が出て終わりではなく異常が続くことが多いため、経過を見ていくことになります。 健診での尿検査で尿に異常があると指摘されて当院に来られる際には、当院でも再度尿検査をするのでその日の早朝尿を持参のうえ受診をお願いします☺ 臨床検査技師:須賀浦 ![]()
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*田村こどもクリニック*
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