NO.104 2011・01・20 前のページ  次のページ index  top
  
新しい年を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか?
昨年は、東日本大震災という大きな心痛める出来事があり、何かと考えさせられた年となりました。しかしながら、日本人の強さや心温かな部分を再度認識したことでした。今年は、笑顔の数が増えていくことを願っています。


  原発はすぐに廃止しましょう!!
 ウソには3段階あります。
1段階目には、本人もウソとわかってだますつもりでつくウソです。
2段階目は、本人は本当と信じているが事実はウソというものです。
3段階目は、事実の積み重ねで、しかし総体としてはウソになるものです。例えば裁判における検察側と弁護側、写真撮りのようで民主化を要求するデモ隊が暴徒となり、警察側が弾圧になるというものです。
ウソにだまされないようにするには、自分で考えることが大切です。その為には事実から論理を組み立てていくことが大切です。自分の考えに合わない事実を無視したり、自分の考えにあった事実のみを採用することは、この3段階目のウソに陥ることになります。
  さて、これを前置きとして、昨年3月の福島・原子力発電所の原発事故・原子力発電を見てみましょう。

1. 停電しないようにと言って
   原発を作ったのに、
   原発があるから停電になった
 ”使う電気が発電量より多いから停電になった”という事実はありません。でも、”使う電気が発電量より多くなったら停電になるから”とのウソで原発をいっぱい作りました。原発の事故があるたびに”たいしたことではない”と言われ、今回ついに大事故で停電です。
 ”原発がなかったら停電もなかった”というのが事実です。電力需要がピークになるのが夏の昼間です。夏の昼間に合わせて電気を作るから、本当は電気はいつも余っています。電力会社は余っている電気を使わそうとお湯を電気で沸かしたり、オール電化住宅を広めたりしました。本当に地球温暖化を心配するなら常に”節電”です。
 夏の昼間に一番働くのは太陽光発電です。みんなの屋根に太陽光発電をのせたら解決することです。

2. 安全装置は
   安全なときしか動かない、、
   非常装置は
   非常時に動かない
 地震があれば、津波が来れば電気・ガスが止まります。安全装置が電気で動くなら非常時に動くはずがありません。電力で水を水をかけられるはずがありません。今回のような災害がなくても事物は必ず寿命が来て壊れます。原発からはずっと放射能が出るし、放射性廃棄物は増え続けます。普通のゴミは年月が経てば大部分が自然に帰りますが、放射性廃棄物は減るどころかますます増え続けます。しかも管理が必要です。
 少なくとも原発に関しては、安全装置はありません。

※次号へつづく
 
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どうだった?保護者講座
2011年12月19日(月)
「動物の子育てと成長について」       講師:野市動物公園飼育員・山田さん
 野市動物公園より飼育員の山田さんが講師として来てくれました。
まずは、しっぽのあるのがサル・チンパンジー・オランウータンの違いから始まり、動物の日々の子育てや人口哺育の日々を微笑ましく、また面白い映像を交えながら、山田さんが工夫し創作した哺乳用乳首・手作りオムツ・人工ミルク等も持参しての説明でした。
まだ子育て経験のない若い飼育員さんでも、日々動物たちを我が子のように育てているそうです。しかし、人間とは違う”動物本来の生き方”を忘れないようにする保育奮闘ぶりに大変感動しました。
宣伝不足もあったせいか、多数の方に参加して聞いてもらうことが出来なかったことは、本当に残念でした。
山田さんはきっといいパパさんになるのだろうと感じました。
ちなみに飼育係!!就職倍率は非常に厳しいようですよ。

担当・岩崎(看護師)

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編集記者より・・・岩崎看護師をはじめ、田村先生も「とても良かった!!」絶賛の講演でしたが、今回残念ながら聴けなかった私。しかし、また講演依頼をしたら?という声がありますので、今回聴けなかった方は、次回一緒に聴いてみませんか。

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*田村こどもクリニック*
http://www.inforyoma.or.jp/tamkocli/