NO.105 2012・03・23 前のページ  次のページ index  top

もうすぐ春が・・
   


 3月は三寒四温といわれるように、暖かな日があるかと思うとまた急に寒くなったりと、体調管理が難しい時期です。しかし、もうじきあちらこちらで桜の花を見かけることでしょう。もうそこまで春が来ています

  原発はすぐに廃止しましょう!!       より前号の続き
 
3. 廃炉の後は
   莫大な維持費がかかる
   
 今回皆が分かった事は、原子炉は発電を停止していても核反応は続いている、使用済核燃料もずっと(=永遠に)管理しないと核反応を起こす、という事でした。発電もしない原発の永遠の管理費は全部電気料か税金になります。
 福島原発はうまくいったとしても廃炉です。それを誰が除去してきれいにするのでしょうか?その作業をするには大量の労働者(=被爆者)が必要です。それだけでなく、周辺に放射線をばらまきます。その労賃・医療費・放射線物質の管理にいったいどれだけの金がいるのでしょうか?“原発は安く電気を作る”なんてウソを平気で言っている・信じている人はもう居ませんよね。

4. 少なくとも原発は作らないこと  今年伊方の原発はすべて止まりました。今まで四国電力は原発を動かして電気が余っていましたから、水力・火力発電所を止め、それでも余る電気を関西電力に売っていました。ですから原発の電気が無くなっても停電にはなりません。それどころかまだ余っていて関西電力にまわすことでしょう。
 全国の原発54基のうち今動いているのはたったの1基とのことです。で、停電になりません。今年中にこの1基も止まり、原発からの電気はゼロになります。それでも皆の生活は不自由なくできるはずです。今まで政府や電力会社がどんだけウソを言っていたかが今年証明されます。

5. 子孫につけをまわさない  今日本の国は膨大な借金をかかえています。軍事費に使う金は確保しても、原発関連の金はばらまいて、子供や貧乏人・医療や介護の金はどんどん削ります。原発で儲けるのは大企業です。電力会社の社員や役員・原発が必要と言う科学者や政治家は原発周囲10km以内に住まなければならない事にしたら、誰も原発を作らなくなるでしょう。原発周囲の人の生活と健康を犠牲にして大企業が儲けているのは許せません。しかも廃炉後も続く費用と危険は私たちの子供・孫がずっと背負っていくのですよ。

6. まとめ  原発に関しては腹が立って仕方がない。これも“乱文”になって申し訳ないのですが、何らかの発言をしなければと思い、あまり推敲せずに書かせていただきました。本来は作ってはいけない・作らなかったら良かった原発ですが、ここに至ってしまったら、すぐに運転中止・廃炉にしていく以外はやりようがありません。何とかこれ以上無駄金を使わず、子や孫の時代を悪くしないで、放射能を増やさず、人が住む土地を確保していくことを皆さんで実行していきましょう。ちなみに当院は屋根に太陽光発電6kwを付けています。

原発問題は、決して他人ごとではありません。私たちの日常生活に大きく関わっています。まずはすぐ出来ることとして、“節電”から始めましょう!!
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どうだった?保護者講座
2012年2月16日(木)
「 家庭で発見できる子どもの目の異常 」  講師 まほろば眼科 副院長・西野朝可 先生
   赤ちゃんの目は、成長に従って「見る力」をつけていきます。特に2~3歳頃までは目の発達にとって重要な時期です。「家庭で発見できる子どもの目の異常」というテーマに、多くの保護者の参加がありました。
 では、子供の目のチェックポイントは以下の通りです!

1. 6か月を過ぎても物を追えない
2. 涙が多い
3. まばたきが多い
4. まぶたが下がっている
5. 視線が合いにくい(どこを見ているのかわからない)
6. 片方の目をよくつむったりまぶしがる
7. 頭を傾けたり、横目づかいで見る
8. 時々目の位置がずれて見える
9. 瞳が白く光る         
10.よく色を間違える                           
         
このような症状が見られたら、早めに眼科を受診しましょう! 
     

担当者 田村(助産師)

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*田村こどもクリニック*
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