NO.110 2013・02・01 前のページ  次のページ index  top
中央東保健所管内では、昨年末より感染性胃腸炎が続くなか、1月中旬頃よりインフルエンザの患者さんが急増しています。学校や職場、家族内での感染拡大にご注意ください。
◆インフルエンザの感染経路◆
飛沫感染・・咳やくしゃみなどによって放出されたウイルスを吸い込むことで感染
接触感染・・ウイルスが付着したものを触った手で、目鼻口に触れることにより感染
空気感染・・ウイルスを含む細かい粒子が空気中を漂い、この粒子を吸い込んで感染

◆インフルエンザにかかってしまったら?◆
〇 熱が続くなら医療機関の受診を
〇 お茶などの水分を多めにとり、消化が良く栄養のある食事を
〇 他の人にうつさない配慮を(咳エチケットなど)
〇 十分に睡眠をとって休養する(安静が一番!)

インフルエンザによる出席停止期間の基準が変更されました 
これまでは「解熱後2日が経過するまで」(幼児は3日)でしたが、それに加え、「発症後5日が経過していること」も条件となりました。 
※(これは原則ですので、医師が認めた場合は出席可能です)



三種混合・ヒブ・肺炎球菌の追加、MR(麻しん・風疹)の第2期又は3期などはお済ですか?冬場は咳や鼻汁などのかぜ症状、感染性胃腸炎などが多く発症しやすい時期です。体調が良い時には予防接種をすすめてください。(3月7日に予防接種の説明があります)

お詫び 昨年末より四種混合ワクチンの入荷が順調でないため、
接種をご希望の患者様には大変ご迷惑をおかけしております。(大変申し訳ありません・・)
現在はご予約いただいた後、入荷しだい電話連絡をさせていただいております。





寒いこの時期には、体の中からも温かくしましょう。下記の食材は体を温める食材です。上手に献立に取り入れて、寒さに負けない体を作りましょう!

穀物・・・・・ もち米・黒豆・玄米
肉 ・・・・・ 鶏肉・赤みの肉(羊肉など)
魚 ・・・・・ イワシ・鮭・エビ・サンマ
野菜・・・・・ 生姜・ごぼう・れんこん・にんじん(根菜類)・ねぎ・たまねぎ・白菜・ニラ・山芋・ブロッコリー
果物・・・・・・ リンゴ・ブドウ・さくらんぼ・プルーン
塩気もの・・・ 味噌・しょうゆ・明太子・漬物












2月3日は節分の日
節分」は本来、季節の移り変わる時の意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していました。特に立春が1年の初めと考えられることから次第に、「節分」といえば春の節分を指すものとなりました。立春を新年と考えれば、節分は大晦日にあたり、前年の邪気を祓うという意味をこめて、追儺(ついな)の行事が行われていたわけで、その一つが「豆まき」です。
豆まき   豆をまき、年の数だけ食べると邪気を追い払う事ができると言われています。風習は地方によって違い、年の数よりも1つ多く食べる地方や、まく豆が大豆のほか、落花生の地方もあるようです。ちなみに豆をまくのは年男(その年の干支を持つ生まれの人、または一家の主人)。
※小さいお子さんは豆が気管に入りやすいので注意して下さい。
柊と鰯(いわし)   家の戸口に柊の枝に鰯の頭を突き刺した物を立てます。これも邪気払いのための儀式です。(地方によってやり方の相違あり)
恵方巻  元々は大阪の方の一部の風習だった物が、食品業界の戦略商品として全国に認知されました。福を巻き込む、縁を切らないという意味が込められ、恵方に向かって太巻きを1本丸々食べきると厄落としできると言われています。

3月3日は桃の節句(ひな祭り)
ひな祭りは3月3日の節句で、日本の五節句のうちのひとつです。1月7日の人日の節句、3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕、9月9日の重陽の節句の5つで3月3日の上巳の節句は、桃の節句・ひな祭りともいわれます。古来より人の形を模した雛人形を飾って、菱餅、白酒、桃の花などを供えます。ひな人形を出すのは、立春(2月4日)~2月中旬までに出し、しまうのは遅くても3月中旬までに片づけた方が良いとされています。「仕舞い遅れるとお嫁に行き遅れる」と言われ、これは”片づけの出来ない娘はいいお嫁さんになれない”という意味で、年長者からの戒めの気持ちがこめられているようです。

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*田村こどもクリニック*
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