NO.112 2013・06・01 前のページ  次のページ index  top
例年より早い梅雨入りとなりました。これからの汗をかく時期の水分補給は大切ですが、炭酸飲料・スポーツドリンクなどは糖分を多く含んでいます。(過度の摂取にご注意を!!)お子さんと外出する際には、マイボトル等を持参するといいですね(^-^)  

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田村先生より
当院では母乳育児希望の方の相談を受けています。最近12年間の母乳率等をまとめてみました。
母乳は8割以上出ますので、ご希望の方はご相談ください。


図1
図1は当院を受診した0才の児の栄養です。
母乳育児を希望して来院された方もいますが、乳児健診・予防接種・病気などの主訴にかかわらず、当院に最初に来た時の母乳率です。
0~2ヵ月の児が多いのですが、10・11ヶ月の児もいます。以前は母乳率が40%代でしたが、最近は50から60%近くになっています。
この中の混合栄養(=人工ミルクを足している児)で、母乳のみ育児(=人工ミルクの中止)を希望する方を
助産師と一緒に母乳のみにしています。



図2 図2は混合栄養から母乳のみにしたい方のうち母乳教室に参加した方のその後の栄養状況です。母乳教室は月1回開催しており、母乳のみの方も参加します。母乳指導を受けてい
る方は大抵は参加してくれますが、里帰り出産や1~2回の指導で母乳のみになった方は参加できない・しない方もいます。各年の変動はありますが、母乳教室に参加して母乳指導を受けた方の約85%は母乳のみ(=人工ミルク中止)になっています。
産科退院時の母乳率が上昇すれば、当院に来る混合栄養の方の母乳は出ぬくい方が増える→当院での母乳のみになる確率(%)も下がる、はずですが、経年的な差は見られていません。


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