NO.132 ~ 2016・8  ~ 前のページ   次のページ  index  top

 真夏の太陽がじりじりと照りつけ、痛いとさえ感じます。さすが子どもたちはどの子も真っ黒に日焼けしていますね。
皆さんは夏バテなどしていませんか? ついつい冷たいものばかりを口にしがちですが、
質の良い食事を摂るよう心がけてくださいね!。




B型肝炎はウイルスによる病気で、血液や体液を介して感染し、母子感染のほか、
性行為や針刺し事故、 血液が傷口へ触れる接触などで感染する恐れがあります。
感染者の一部は急性肝炎や慢性肝炎を発症し、 (慢性肝炎は肝硬変や肝がんに進行する可能性があり)
肝炎や肝臓がん、肝硬変の原因となります。

<対象者は?>
★今年2016年4月以降に生まれる0歳児

★原則として生後2か月、3か月、7~8か月に1回ずつ(計3回)の接種が標準

<対象外として>
母子感染を防ぐためにウイルス感染している母親から生まれた新生児に接種する場合は、
対象から除外され公的医療保険が適用されます。

※各市町村より問診票が送付されてきますのでご確認を!





熱中症予防~予防効果の高い食べ物ベスト5~

1位:梅干し   食塩・クエン酸ナトリウム・塩化カリウム全て含む。
最も塩分を効率よく摂取できる食べ物だが、
1日1~2粒くらいを目安に!
2位:すいか90%が水分でナトリウム・カリウム・マグネシウムなど多種多様なミネラルが豊富!
3位:レモンクエン酸含有量が梅干の次に多く、最もビタミンCが豊富
(ビタミンCはクエン酸同様疲労回復に役立つ成分で夏バテ解消効果も高い)
4位:豚肉糖分を分解しエネルギーに変換する際に必要なビタミンB1が豊富
(汗で失われた成分を補うというより、熱中症になりにくい身体づくりをしてくれる。
夏バテ解消にも効果が高い)
5位:じゃが芋野菜の中でもカリウムの含有量がトップクラス!
疲労回復効果の高いパントテン酸を多く含む。
熱中症になりにくい身体づくりが主な仕事。
<飲み物では?>
  ◎ミネラル入り麦茶
  ◎冷たい味噌汁
  ◎牛乳

※スポーツドリンクの過剰摂取に注意すること!(糖分が多いため)






~どうだった?保護者講座~

 7/28に行われた保護者講座“消防署へ行こう!”には、予想を遥かに上回る大勢の方にご参加いただきました! (お子さんを含めたら65人程でした!)
消防士さんからの心肺蘇生法の説明後には、実際に人形を使用し“胸骨圧迫法”を体験しました。 大人と幼児との力加減の違いがあるものの、これを救急車が来るまで行うとなると、かなりの体力・精神力が必要だなと感じました。
参加したお母さん方も「赤ちゃんの場合はどうすれば?」などと、“もしも・・”の時を想定し熱心に消防士さんに質問する場面も見受けられました。
 その後、消防車には乗れませんでしたが、救急車の中に入らせていただくことができ、子どもたちも大興奮!!でした。
最後は参加者皆さんとで消防車をバックに集合写真を撮り、今回の保護者講座終了となりました。



やけどをしたら・・とにかく冷やす!!

 ★流水や氷で患部を冷やす(冷やすことで痛みも和らぐ)
 ★20分~30分程度冷やすと良い
 ★熱湯がかかった場合など、服を着たままの場合は
 服の上から冷やすこと  ★水ぶくれができたら、破らずに医療機関へ
 (破れたら、清潔なガーゼやラップを巻いておくと良い  ・・細菌感染を防ぐため)


9月1日は防災の日です!

 もしもの時に備え非常用品をそろえておきましょう。特に赤ちゃんがいる家庭は非常食に加え、オムツやおしりふきなどの衛生用品も必須です。

●家具には:突っ張り棒やL字型金具で固定
●食器棚:開き戸に留め具、柔らかい敷物を
●寝室:タンスなど高いものは置かない!




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