NO.86 2008・09.29    
朝晩、涼しくなってきましたね。食欲の秋!読書の秋!スポーツの秋皆さんはどんな秋!ですか?
さて、8月30.31日に名古屋の国際会議場で日本外来小児科学会が行われました。
毎年恒例ではありますが、連休を頂行ってきました。
各自が学んできたことをご報告します。

日本外来小児科学会の紹介 院長   田村 
小児科関連の学会はたくさんあるのですが、外来小児科学会は実に楽しく気楽な会です。松山市の徳丸先生の呼びかけで1991年発足。私は3回目(久留米市)から参加。開業して2000年(大宮市)からは研修(+慰安)旅行として職員全員が参加しています。
 この学会の特徴は、医者だけでなく小児科外来で働く人は誰でも参加・発表できること、WS(ワークショップ)中心の会であること(ひとつのテーマを20~50人の参加者が3時間話し合う)、原則ノーネクタイ、会員・講師・演者の紹介はどんなに偉い人でも"・・・先生"と言わず"・・・さん"と呼ぶ事、最近は患者の会・医学生も参加している、開催日は開業医が休みを取りやすい8月下旬の土日に設定、そして会場は当然禁煙。
 ですから当院のように職員の研修として職場ぐるみで参加している開業小児科が多くなっています。会場の雰囲気も女性が多く華やかで(託児もあり)、WS・講演・発表内容も誰にでもわかるように、明日からの診療に役立つものになっています。来年も8月最後の土日周辺は休診にして職員全員が勉強に行ってきますのでご協力をお願い致します。(そのかわり当院は"盆休み"なしです)
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2008.名古屋外来小児科学会に参加して 看護師   岩崎 
 今回久々の幹事でしたがお若い方に助けてもらい満喫の3日間でした。
一般講演、ワークショップ、ランチョンセミナー、パネル展示場などに参加しました。薬の飲ませ方、漢方薬の飲ませ方に参加して薬をもらったもののうまく内服できていないという事例が多いことに同じ問題を抱えているだと共感し改めて指導の大切さを痛感しました。また、診察室での医師と子ども達の微笑ましい触れ合い風景を見せてもらい、心のゆとり、時間のゆとりを持ちたいと感じながら帰宅しました。
香川のもりもとこどもクリニックのスタッフの方々と合同お食事会、場所はテレビでお馴染みのきむ兄の居酒屋屋台「きむら庵」へ。ぐるなびを見てからどうしても行きたくて2ヶ月前から予約々と連絡を取り店長さんをはじめスタッフのみなさんの配慮のおかげで念願を叶えることができました。評判通り、大勢のお客さんが店の内外にもいっぱいでした!!「シンプルだけどおいしい」そのとおり!!どれもこれも、美味しかったです?忘れることの出来ない思い出になりました。
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雑感 助産師   田村 
 最初に学会に参加した時は、他院の取り組みや工夫に“目からウロコ”という位に強烈な印象を受け、あれも取り入れたい、これもやってみたいと大変な興奮をしたのを覚えています。参加の回数を重ねていくにつれワークショップを主催したり、発表したり逆に教える?側の立場に立ちつつある感じを覚えます。私の参加した“母乳育児支援”では看護師の参加が多く母親からの相談に対してどのようなアドバイスをしたらよいか、又、乳腺炎への処置はどうしたらよいか悩みを多く持ちながら、業務範囲内での努力をしている事を感じました。
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実習生が来ています!
昨年度より、度々高知大学医学部から医学生が実習に来ています。そして、9月11月には高知中央高等学校専攻科1年生が、2名ずつ実習に来ています。12月頃まで実習がある予定です。初々しい白衣姿で、はにかみながら実習をしていますので皆様のご協力をお願いします。


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編集部だより
栗の実がたくさんつきました。あと何年が後には、栗ご飯が作れるだけの大きな実がなるはず!?患者さん方に持って帰ってもらえる日も近いかも(^_-)-☆栗には血を作る葉酸も含まれていて、貧血予防や葉酸を多く必要とする妊婦の方にも最適です。栄養価の高い食べ物ですが、その一方でカロリーも高いので食べすぎには要注意です。 主な栄養成分(可食部100g中)カリウム(420mg)、葉酸(74mcg)、食物繊維総量(4.2g)、ビタミンC(33mg)、ビタミンB1(0.21mg)、ビタミンB2(0.07mg)、ビタミンB6(0.27mg)

      

*田村こどもクリニック*
http://www.inforyoma.or.jp/tamkocli/