● リレー投稿 ●太田さん(クリエイティブメモリーズジャパンインストラクター) 結婚して10年。我が家のおてんば姫ももうすぐ2歳になろうとしています。結婚して8年間も待ちに待ったわが子。待っている間に子育てへの期待や希望もどんどんふくらみ「子供が産まれたら・・・・」と考えていたことが本当にたくさんあります。 でも実際に子育てがスタートした今考えていたことの半分も実行できていないのが正直なところです。 そんな中で実行できているなと感じる事は「母乳育児」と「子供のアルバムを作る」という事です。「母乳育児」に関してはまたの機会にお話させて頂く事にして、今回はアルバムについてお話させて頂きたいなと思います。 写真を撮るのが大好きで旅行に出かけ、気付くと300枚も写真を撮ってしまう私。そんな私が写真の整理をしたいと考えていた時に出会ったのがアメリカ生まれのスクラップブッキングです。 スクラップブッキングは写真を色々な形にカットしてカラーペーパーやステッカーを貼り、コメントを書き込むことで思い出をより思い出深い物にして残すことができます。しかも使用材料により酸化防止をする事ができ写真が色あせすることなく残すことが出来ます。 今では日本でもブームとなり様々なスタイルでスクラップブッキングを楽しんでいる人がたくさんいますが、アメリカではアルバム作りは家事の1つだと考えられていると聞き、さすがは家族を最優先に考える国だけはあるなと感心しました。家事の1つと考えるとちょっと大変だなと感じるかもしれませんが、アルバムを作っている時、自分自身も楽しかった思い出に触れパワーも出てくるし、本当に笑顔になれます。 日本人は写真好きって言われるのに・・・撮った写真はパソコンや携帯の中って方がとても多いと思います。 でもちょっと思い出してみて下さい・・・写真を撮った時の事を。 忘れたくない楽しい記憶を記録に残したいと思ったからじゃありませんか? せっかく撮った写真ならその時の思いも一緒に残せたらステキですよね。 アルバムを見る子供の目は本当にキラキラしています。 自分が大切にされていること、愛されていることがアルバムを通じて分るからです。 大人だって同じです。アルバムをリビングに置きいつでも手に取れるようにすると自信を失くした時や悩んでいる時などとても心が和みます。 アルバムを通して、楽しかった過去の時間と共に家族の中に笑顔や会話が増えます。 私がアルバムを子供に残してあげたいと思うのには思い出を形にするというものだけではなく別の思いもあります。 子育て中の母ならきっと誰もが自分の小さかった時の事を知りたいと思うはずです。でも残念ながら私の母親は孫の顔を見ることなく他界してしまいました。父から話は聞けてもやはり母親だから分る話もある訳で・・・時々母がいてくれたらと考えてしまいます。もし、自分が孫の顔を見ることが出来なかったら・・・それ以前に子供が成人するまで生きていられなかったら・・・そう考えると自分がどれだけ子供の事を大切に思っていたか、わが子がどの様な子供時代を過ごしていたか伝えてあげられたらと思うのです。 子連れでスクラップブッキングをしながら母乳を飲ませたり、子育て情報を交換したり月に1度ファミリークリニックさんで教室を開催させて頂いています。他にも自宅や出張での教室も開いています。交流の少ない妊婦さん同士や、妊婦さんと子育て中のママとの交流の場をと言いながら、多くの笑顔に出会いたくさんのパワーを私が頂いています。 現在は「一番大切なのはコメント書き」というスタイルに共感してクリエイティブメモリーズのインストラクターとして活動しています。私と同じようなポリシーのインストラクターが世界に11ヵ国に9万人以上いて、「世界中の子供たちのひざのうえにアルバムを」合言葉にアルバム作りの楽しさと喜びを伝える教室を開いています。また売上金の一部を会社からMAWJ事務局に寄付させて頂いています。 クリエイティブメモリーズジャパンのインストラクターもこの夏1000人を突破しました。高知ではまだまだスクラップブッキングの認知度は低いですがこんな時代だからこそ、少しでも多くの方にアルバムの大切さを伝えられたらと思っています。 「世界中の子供たちのひざのうえにアルバムを」 〜 An album in the lap of every child 〜 |