●リレー投稿:「私の母乳育児とおむつなし育児」●  T・Yさん(母親)
 2010年2月に香川の助産院で産まれた長男もはや7ヶ月になりました。
母乳育児はおかげさまでとても順調に進行していて、おっぱいとお水と番茶があればまだ離乳食も要らないようです。
 母乳は、6歳の娘が4歳7ヶ月で卒乳するまで飲んでいたので、最初から予想以上に順調でした。今のところ特別にマッサージをしてもらうこともなく過ごせています。とはいっても、それなりに張ったりカチカチになったりもしたので、そういう時はそれをどう乗り切るかを毎日考えていました。「ひたすら吸ってもらうこと」を娘のときに学習していたので、6年前の記憶を引き出しながらどう吸ってもらったら楽になるか、息子と色々研究しました。おっぱいを吸ってもらいやすい体勢、吸いやすそうな抱き方、左右のバランス、硬いところのおさえ方など毎日実験のように過ごしました。「痛いのも、張るのもいずれは治まってくる」というのがわかっているから何とか過ごせてきたのかもしれません。3ヶ月目くらいまでは体も心もしんどい日があったので、そんな日は特におっぱいが張るように感じたので子どもと一緒によく寝るようにしていました。   
 食事も大切ですね。「おっぱいが張らないように!美味しいおっぱいができるように!」のためには粗食が一番だと思います。お茶碗山盛りのご飯(分づきを食べています)と「ま・ご・わ・や・さ・し・い」の食材を中心に煮たり炒めたりしたものなど、作るのも負担にならないご飯が一番だなと思います。娘のときに、乳腺が詰まって辛い思いをしたので、今回は食べるものにも気を使いました。おやつもできるだけ粗食を心がけながら娘と一緒に毎日食べています。
 娘が4歳からアトピー性皮膚炎が出てきて辛い思いをさせてしまっているので、食事は本当に大切だなと思っています。娘の食事に合わすことと美味しいおっぱいを作る食事がぴったりあっていると思うので、実行中です。
 「おむつなし育児」息子が1ヶ月になる前から始めました。最初は、娘のとき同様「布おむつで頑張るよ〜」と思っていたのですが「おむつなし育児」というものをネットで知ってからは面白そうだな~と思って即実行です!
 始めて半年が過ぎましたが、毎日楽しくおむつなしの時間を過ごせています。さすがに、寝るときや車の中までおむつなしはしにくいので、できる時間だけ、と気楽にしています。
 ハイハイをするまでは、なんとなくおしっこやうんちのタイミングがつかめていました。眠りから覚めたとき、おっぱいの前後、おっぱいの最中などがおもでした。娘のときのおまるを実家に置きっぱなしでしたので、最初は小さなプラスチックのごみ箱を買ってきてスタートしました。
 始めの頃は3500g位の小さな体と足を両手で抱えながらささげて(この表現を皆さん使っています)いました。半信半疑の母や夫は怪訝な視線で見ていましたが、タイミングよくおしっこやうんちが出るのを見た時は、感激していました。私も、はじめてうんちをささげていているときにしてくれたときはとてもうれしかったです。この喜びを知ってしまったら、やめられないな~と思います。タイミングが合うときばかりではないので、抱いているときに自分の服が汚れたり、敷物やソファーのカバーにおしっこやうんちが付いたりしたこともありますが、洗えば済むことなので、と考えて続けました。
 首が据わる頃には起きている時間の大部分が腹ばい状態だったので、おしっこやうんちも出やすくなっていたのか、タイミングが合わないことが多く、日に何度か服を着替えるのが日課でしたが、何回かはおまるやトイレでしてくれていたので続けていけました。単純に、おまるやトイレでおしっこをしてくれたら「ラッキー♪」と思ってありがとうと言いながら拭いています。うんちをしてくれた時は、感謝しながらお尻を拭きます(布おむつなどの洗濯が減るので^^)。そしてタイミングを合わせられた自分を自画自賛します☆この喜びを自分だけに留めておくのがもったいなくて、毎日夫や娘に報告しています。そうすることによってか、夫や娘もおしっこやうんちを床や服にしても嫌な顔をしなくなり、すごく協力的です。夫がおまるやトイレにささげたときに、息子がおしっこやうんちをするのを経験してからは態度ががらりと変わりました。口には出しませんが、感動したのだと思います。


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