No.1(2004.4.5発行)      

会報のみでは各種行事・会のお知らせが間に合わない、等のことがあり、事務局通信として高知母乳の会の活動・会への参加等をお伝えすることになりました。(事務局・田村)

INDEX
☆3・23の
総会の報告 
高知母乳の会・2003年度活動報告
高知母乳の会・2004年度活動予定
☆3・23総会 改定事項
☆第6回母乳育児検討会の報告
☆会費の納入のお願い


☆3.23総会の報告

1.高知母乳の会、2003年度活動報告

1.会員数(2004.3.23現在):  178名

2.母乳育児検討会
 第3回 2003.6.24 テーマ「母乳育児の歴史」 担当:竹内喜美恵、松枝睦美
 第4回 2003.9.16 テーマ「卒乳について」 担当:石田佳織
 第5回 2004.1.27テーマ「母乳外来での継続的な支援により、
           母乳育児が可能となったケース」担当:松下厚子
 第6回 2004.3.23 テーマ「小児科外来での母乳指導」 担当:田村保憲、高橋芳夫

3.第3回総会・講演会 2003.11.16 
     講師:山縣威日先生
     演題:絆をつむぐ密着育児-なぜ母乳育児支援が必要なのか-
   第4回総会 2004.3.23(火)

4.高知母乳の会会報 発行
第2号2003.5.5第3号2003.10.17、第4号2004.2.11

5.高知母乳の会協力事業
 ・「国際助産師の日」記念イベント「すべての女性と家族の笑顔のために」
2003年5月18日、主催:社団法人日本助産師会高知県支部

6.会員の活動
(1) 母乳育児シンポジウム(2003.8.2~3 国立京都国際会館)での発表
①Single Room Maternity Care と母乳育児による育児支援の試み 本山町立国保嶺北中央病院 
山本千秋 河野さゆり 永森八重子 田村佳代子 小栗啓義(高知医大)、他
②母乳育児を継続させるために-出産直後の児側臥位カンガルーケア、および「赤ちゃんの生活リズム」説明の効果
    川村会くぼかわ病院  松下厚子 小野川エツ子 奈路理佳 福永寿則
(2) 平成15年度高知母性衛生学会講演 高知県庁政庁ホール 2004.2.4
   「お母さんと赤ちゃんのための母乳育児」 川村会くぼかわ病院 福永寿則
(3) 高知新聞記事
・「四つんばい、横向き・・・楽な姿勢で出産を」(フリースタイル出産の紹介)2003.11.23
    浅井産婦人科・内科、高知赤十字病院の取り組みの紹介

2.高知母乳の会2004年度活動予定

1.母乳育児定例会
 第7回2004.5.25(火)PM7~9時、高知県医師会館2階会議室にて 担当:産婦人科医
      テーマ「母乳育児の周辺:抱っこ、遊び、寝かし方など」
 第8回2004.7.27(火)PM7~9時、高知県医師会館2階会議室にて 担当:助産師
 第9回2004.9.12(日)PM2~4時、高知市長浜アニタ助産院にて担当:アニタ助産院

2.第5回総会・講演会 2004.11.14(日) 午後1時30分~午後4時
   場所:国立高知病院2F地域医療研修センター
講師:吉村典子先生、1942年、愛媛県生まれ
    元呉大学社会情報学部教授(文科人類学)、現(財)松山市男女共同参画推進財団常務理事
    著書:「お産と出会う」、「子どもを産む」、「出産前後の環境」ほか

3.高知母乳の会会報 発行(年2回 10月上旬・2月上旬)
  高知母乳の会事務局通信 発行 (年4回 4・6・8・12月)

4.後援・協賛事業
  「国際助産師の日のイベント」5月30日(日)の13時から16時
                     高知市・イオンホールに於いて
       主催:社団法人日本助産師会高知県支部
       「高知母乳の会」後援として「医師の相談コーナー」に出席


☆ 3月23日総会で以下のことが改定になりました
 1.2004年度から年会費2000円にします。
    会費未納の方が多く、事務局や一部の方に金銭的負担が多くなっています。

 2.2年以上会費未納者は退会したとみなします。
    総会への出欠などの連絡が全くなく、会費も未納の方がいます。会員をやめてほしくはないのですが・・・。

 3.定例会が"平日夜"の為参加しにくい、という意見があり、
   第9回定例会は9月12日・日曜日、PM2~4時にしました。
   場所は高知市長浜アニタ助産院
です。
   参加人数が多ければこれからも時と場所を変えた定例会を
   企画していきたいと思いますので、よろしく御参加下さい。


☆第6回母乳育児検討会の報告 2004.3.23  資料1  資料2   

テーマ「小児科外来での母乳指導」 担当:田村保憲、高橋芳夫 
  ○国立高知病院・小児科の様子を高橋先生が報告してくれました。1ヵ月健診時の母乳率が30%代と悪く、その原因・問題点を説明され、国立病院自体の制約、夜勤勤務人数の少なさ、等が指摘されました。~資料1参照~

  ○田村こどもクリニック(田村)からは、田村作成の"母乳増量マニュアル"と小児科外来での 母乳指導の要点の説明、産科・病院別の母乳率の違い、等を示しました。
  そして、当院で月1回開催している母乳教室参加者の2000年から2002年出生児の結果をまとめました。混合栄養から母乳栄養のみになったのは117人で、母乳だけになるまでの期間は7日以内が30.8%、8~29日が35.0%でした。母乳教室に来ないで母乳指導を受けた者でも7日以内に母乳のみになったものが52.7%、8~29日が25.5%でした。
 すなわち小児科外来で少し母乳指導をしてあげれば、混合栄養にしている子供の60~70%は母乳のみになる、という結果でした。母乳指導にもかかわらず混合栄養から人工ミルクだけになったのは7人いましたが、内6人は母親の事情(母が働き児は託児所・母うつ病で治療・母病気で入院・母妊娠)がありました。~資料2参照~

  報告後、討論・コメント・感想を参加各氏が話され、今後の母乳指導に活かしていくことにしました。


☆会費の納入をお願い致します
 振込み用紙を同封しました。2004年度2000円(2003年度未納の方は+1000円)をお願いします。時々住所不明で返却される会報があります。住所が変わったり、退職された方は事務局までお知らせ下さい。
   【郵便局口座:口座番号01630-7-5386番、加入者名"高知母乳の会"】  


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〒783-0006高知県南国市篠原111-3 田村こどもクリニック内高知母乳の会 田村保憲
TEL088-863-0723、FAX088-864-3745
田村こどもクリニック・高知母乳の会ホームページ:http://www.inforyoma.or.jp/tamkocli/
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